女子プロレス「スターダム」16日静岡・浜松大会の「5★STAR GP 2026」レッドスターズBブロック公式戦で小波が伊藤麻希を破り、ブロック首位通過を決めた。

 この日、同ブロックの星来芽衣が林下詩美に敗れたことで、勝ち点9の飯田沙耶と山下りなのブロック突破が決定。勝ち点8同士の小波と伊藤が最後の一枠をかけて争った。

 多種多様な関節技でペースを握った小波は伊藤をレフェリーに誤爆させリングを混沌状態に。伊藤の顔面へスプレー攻撃を狙った。

 しかし小波のスプレーを奪った伊藤が、自分で自分の顔面を黒く染める覚悟の行動。そのままフットスタンプ、スイング式DDTと決死の攻勢を受け小波は大ピンチに陥った。

 それでも小波はチョークスリーパーを起点に反撃を開始。伊藤の顔面を強烈なキックで打ち抜き、2度目のチョークスリーパーでついにレフェリーストップによる勝利を収めた。

 首位通過を決めた小波は試合後「次にどんな奴が待っていようがこの5★STAR、私が必ず優勝する」と宣言。改めて黒色のスプレーを伊藤の顔面に浴びせ〝顔拓〟コレクションの一部にしていた。同ブロックは、公式戦での勝利数により2位で飯田が、3位で山下が決勝トーナメント進出となり、全日程が終了。小波はトーナメント初戦(18日、後楽園)で吏南VS山下りなの勝者と激突する。

 一方、初出場でのリーグ突破を逃した伊藤は「スプレーっておいしいな。ポテトチップスみたいな味がするぞ」と声を張り上げる。「私の夏は終わった。終わったから次は伊藤リスペクト軍団を公式にすることを始めようと思います」と前を向いていた。