【新日本】IWGPタッグ挑戦の内藤が「タッグ屋」全盛の同王座戦線に逆行宣言 タイチの「腰掛け禁止令」にも反論

2021年07月02日 11時10分

内藤(左)は、SANADA(右)との連係でザックを攻めた
内藤(左)は、SANADA(右)との連係でザックを攻めた

 新日本プロレスの内藤哲也(39)が“時代逆行”を宣言だ。ⅠWGPタッグ王者のタイチ(41)、ザック・セイバーJr.(33)組への挑戦(11日、札幌)を控え、近年の同王座戦線の主流である「タッグ屋」への転身を否定。またタイチからの「ワールドタッグリーグ(WTL)」参戦要求にも持ち前の制御不能節で反論した。

 上半期は低迷が続いた内藤が、約10年ぶりの出陣となるタッグ戦線から再浮上を図る。SANADA(33)からの呼びかけで決意した挑戦を前に「タッグの楽しさを忘れていたわけではないけど…。LIJは俺が引っ張っていかないと、という思いもあってシングルにしか目が向いてなかったし。10年前の時の気持ちを思い出してますよ。あの時は俺、両方ともトップに行きたいって言ってたし」と目を輝かせた。

 SANADAとは共闘期間こそ長いものの、純粋なコンビとしての実績はない。連係面でも王者組に分があるのは百も承知だけに、内藤は急造タッグとして振り切った戦略を練る。

「俺はモーターシティマシンガンズ(クリス・セイビン&アレックス・シェリー)が新日本のタッグ戦線を変えたと思っていて、最近は常に2人で戦うタッグチームが主流。別にそれを否定する気はないですけど、それだけがタッグじゃない。“らしくない”っていうのは俺たちの弱点であり、逆に一番の強みかな」

 近年の王座戦線はチームの完成度が高い「タッグ屋」が席巻してきたが、その流れにあえて逆らう。「今のところタッグチーム名をつけるつもりもないし、合体のフィニッシュ(技)も必要だと思ってない。nWo時代の武藤(敬司)、蝶野(正洋)組とか、合体技をやらずに個の力で勝ててましたしね」と互いの力を引き出し合えば十分に勝算があると主張する。

 またタイチからは「腰掛け禁止」として王座戦で敗れても解散せず、年末のWTLまで出場するよう要求された。これについて内藤は「そもそも俺、ずっと『出してくれ』って言ってきてますからね。タッグ屋にはなるつもりはないけど、もちろんWTLには出たいよ」と返答した。

 翌年東京ドーム大会のカード決定済み選手がWTLを欠場する現状はあくまで団体の判断で、選手の意思だけで解決する問題ではないからだ。その上で「タイチはタッグへの思いがめちゃくちゃ強いからそう言ったんだろうけど、それならあなたには『G1クライマックス』の辞退をお勧めしますよ。彼の場合は心配する必要ないかもしれないけど、優勝したことで出たかったWTLに出られなくなってしまった男を、俺は知ってるからね」と反撃することを忘れなかった。タッグ戦線でも相変わらずの制御不能男が、北の大地でベルトを奪う。

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