【全日本】3冠王者ジェイクが〝上から目線〟の王道トーナメント欠場示唆「新日本に行ってやろうかな」

2022年07月07日 05時15分

3冠ヘビー級王座に返り咲いたジェイク・リー(東スポWeb)
3冠ヘビー級王座に返り咲いたジェイク・リー(東スポWeb)

 全日本プロレスの3冠ヘビー級王座に返り咲いたジェイク・リー(33)が、早くも暴君ぶりを発揮している。〝極悪専務〟諏訪魔(45)との初防衛戦(14日、東京・後楽園ホール)で荒れ狂うベテランにとどめを刺し、その先に控える「王道トーナメント」(8月7日、後楽園で開幕)では思い描いていた〝黒いプラン〟を実践するという。この男、やはり一筋縄ではいかない――。

 ジェイクは6月19日大田区大会で宮原健斗との激闘を制し3冠王座を獲得。昨年末にケガで返上したベルトを取り戻すと、V1戦では7回の同王座最多戴冠記録を持つ諏訪魔の挑戦を受ける。

 極悪ユニット「ブードゥー・マーダーズ」に再加入後、水を得た魚のように暴れる挑戦者について、ジェイクは「今まで培ってきたもの、守ってきたものをかなぐり捨ててまでもうひと花咲かせたいんだろうな。諏訪魔も(団体が)50周年っていうことで何かを見せたいんだろ」と分析する。

 その上で「覚悟を決めて、すべてをかなぐり捨ててくる人間の強さは分かってるから。凶暴性も増して振り切った感もあって、今まで以上にリング上で集中しているように見えるし。だからこそ相手にとって不足なし。そのすべてを受け止めた上で、介錯して差し上げますよ」と冷酷な笑みを浮かべた。

 V1後に描くプランもある。今夏も恒例の「王道トーナメント」が控えるが、ジェイクは「俺が出ないのもありじゃないか?」とボイコットを示唆。「3冠の『次期挑戦者決定トーナメント』としてみんなで戦えばいいだろ」と上から目線で言い放った。

 トーナメント欠場中は単独行動に移る。かねて口にする他団体参戦のタイミングだとして「団体内の強さの象徴(諏訪魔)を受け切った上で勝ったら、次は外で自分の強さを試そうかと。いろんな団体に出られればと思ってるよ。特に気になっている団体もあるし、還暦祭の件も何も決着していないから」。

 4月の後楽園ホール「還暦祭」では、タッグで対戦した新日本プロレスの棚橋弘至から「新日本に上がって来い」と呼びかけられた。気になる団体とはもちろん新日本のことで、ジェイクは「あちらも戦線離脱の選手が続出して困っているみたいだから行ってやろうかなと」と思わせぶりに口にした。

 新日本からは現在、永田裕志が継続的に全日マットに参戦中。さらにタイガーマスクが世界ジュニアヘビー級王座を保持するなど両団体の距離は近づいている。

「昔から『受けの全日本』って言われるけど、俺は守りに入らず攻め続けるよ。ベルトを持っている今、行動を起こすことが大事なんだ」。孤高の王者が今夏、いよいよ動き出す。

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