【全日本・CC】ゼウスが初の祭典制覇! ジャックハマー解禁で宮原との〝死闘〟V決定戦制す

2020年10月06日 00時00分

腕力を駆使したフェイスロックで宮原(下)を苦しめたゼウス

 全日本プロレス5日の東京・後楽園ホール大会での祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」優勝決定戦で〝筋肉獣〟ことゼウス(38)が前3冠ヘビー級王者の宮原健斗(31)に勝利して初制覇を果たした。

 Aブロックを4戦全勝の勝ち点8で突破したゼウスとBブロックを3勝1敗で勝ち抜けた宮原の戦いは熾烈を極めた。過去、タイトルもかけ幾度も対戦してきたライバル2人は序盤から互いに一歩も譲らず。宮原から様々な角度のブラックアウトをくらうも、豪快なラリアートで反撃。さらにマウントエルボー乱打など猛攻で攻め込んだ。

 終盤には宮原必殺のシャットダウン・スープレックスをもろに食らいながら2カウントで返すことに成功。これに宮原が明らかな動揺を見せたところで一気に攻め込むと、最後はCC中一度もフィニッシュに使わなかった必殺のジャックハマーを〝解禁〟して意表を突き3カウントを奪った。

 試合後、宮原と抱き合う一幕もあったゼウスは「感謝をこめて試合をしているつもりです。ありがとう」とファンへ感謝の言葉。これで17日エディオンアリーナ大阪・第2競技場大会で諏訪魔の3冠ヘビー級王座挑戦も決まり「前回は1回防衛して取られているので、今度は取って防衛を重ねたい。(地元大阪でのタイトル戦は)有利ですね。今の流れも自分にある。勝つことしか考えられない」と力を込めた。

 また、試合後には青柳優馬(24)がリングに登場し、宮原に駆け寄った。今年2月11日、当時宮原が所持していた3冠ヘビー級王座をかけてV10戦を戦ったのを機に袂を分かっていた青柳は、かつてのパートナーを心配そうにのぞき込むと肩を貸してリングを降りた。この行動の意味も気になるところだ。