女子プロレス「スターダム」の新ワールド王者・鈴季すず(23)が、30日のV1戦(後楽園)で対戦する林下詩美に厳しい言葉を投げかけた。

 20日の代々木大会で、玖麗さやかを破って新王者に輝いた鈴季は、22日の都内での戴冠会見直後、同会場で行われていた詩美の再入団会見に乱入。困惑する相手に勝負をふっかけ、なかば強引に防衛戦を取りつけた。「詩美の入団とかなんとか聞こえて、ピンとひらめきで飛び出してしまった」と涼しい顔だが、その胸中には詩美に対する強い違和感があった。

 かつてワールド王座を9度防衛した詩美の復帰後の姿を「遠くから動きを見ていたけど、おとなしすぎるし、気まずそう」と一刀両断。「あいつはあんましゃべんなくて寡黙だけど、本来の〝言葉にしない強さ〟みたいなものが感じられない。いやいや、自分で決めて戻ってきたんだったら、もっと堂々とやれよ。遠慮している方が格好悪い」と元絶対王者の覇気なき現状に、辛辣な言葉を並べた。

マリーゴールド移籍以前の林下詩美(左)とも対戦経験のある鈴季すず(2024年)
マリーゴールド移籍以前の林下詩美(左)とも対戦経験のある鈴季すず(2024年)

 紅の狂乱娘に、怖いものはない。ベルトを奪取した高揚感で「5年分くらいの酒を、わけわかんないくらい飲んだ」と豪語するチャンピオンは、詩美戦が決定しても「タイトルマッチの前日とかに特別なことはしない。今まで通り通り、飯食って酒飲んで寝る。プレッシャーはない」と平然としたもの。

「このタイミングはちょうどいい。防衛して、また勝利の美酒ってやつをやっちゃおうかな」。どこまでも不敵な笑みを浮かべ、V1戦に自信を見せている。