新日本プロレス21日の神奈川・相模原大会で、真壁刀義(53)が地元凱旋を勝利で飾った。
真壁は「凱旋試合」と銘打たれたこの日のメインで、矢野通&YOHと組んで極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮&高橋裕二郎&金丸義信と対戦。ハイライトは10分過ぎだった。コーナー上から金丸にナックルを連打した真壁が、H.O.Tの悪の連係に捕まり串刺し攻撃から急所への手刀を狙われる。しかし、矢野とYOHに救出され、2人のアシストから逆に金丸の急所に手刀を打ち込んでいった。
さらに成田と裕二郎はダブルのラリアートで吹っ飛ばし、金丸を完全に孤立させる。YOHのトラースキックのアシストを受けた真壁は、強烈なラリアートを発射。最後はキングコングニードロップを突き刺し、3カウントを奪ってみせた。
実に11年半ぶりとなった相模原大会で故郷に錦を飾った真壁は、来年2月にデビュー30周年を迎える。「信じられない早さでよ、30年という時が過ぎていくな。苦しい思いもあったし、クソみたいな先輩を…これはピーだな完全に。今となっちゃ、それがすべて俺にとっての材料だったのかなと思うけどな」と感慨深げ。
さらに「11年半前の記憶、あるヤツいるか分からねえけど、今もなお新日本プロレスは活性化しているし、下からの突き上げもすげえし。これが俺が夢に描いた新日本プロレスだと思うし。今の先輩たち、あぐらなんかかいてるヤツ一人もいねえしよ」と充実の表情を浮かべた。
リング上のみならず、メディアへの出演で長年にわたり新日本の魅力を伝えてきた。真壁は「プロレスファンじゃないヤツら、それを開拓するのが俺の任務だと思ってるから。スイーツが好きな甘いオジサンじゃねえんだよ。胸を張って(新日本が)業界ナンバーワンだし。米国? おい、ふざけんじゃねえぞ。新日本は新日本の戦いをテメエらにみせてやる。日本人ならではの戦いで、世界に打って出てやるよ」と揺るぎない自信をのぞかせていた。













