全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(37)が、次なる目標を「最多連続防衛記録の大幅更新」と「王座戦の全国行脚」に定めた。

 宮原は18日の後楽園大会で、鈴木秀樹とのV7戦に臨んだ。今年の「チャンピオン・カーニバル」を制した鈴木との戦いは後手に回るシーンが続いたが、最大の武器とも言える脅威のタフネスで耐え抜く。終盤には人間風車でぶん投げられるもすぐに立ち上がってブラックアウト(ヒザ蹴り)で打ち抜き、最後は必殺のシャットダウンスープレックスで3カウントだ。

 試合後、宮原は「俺は全国区のスーパースターだ」とこれまでの防衛戦のうち、6試合が首都圏で行われたことを踏まえ、V8戦の場所を7月28日の兵庫・神戸サンボーホール大会に指定。加えて自身が川田利明さんと並んで持つ3冠の連続防衛回数「10」の更新を誓った。

 数字を掲げた理由を宮原は「明確に数字を出した方が自分も突っ走りやすいからね。そういうことで今日あえて明言したよ」と小鼻を膨らませる。さらに「自分の歴史を自分で塗り替えたい。あとはナンバーワンだけどオンリーワンじゃないからね。〝タイ記録〟だから。そこは許せない。相手がどんな偉人だろうが。このままじゃ落ち着かないから」と自己陶酔しつつ力を込めた。

 そして目指す数字を「18回だ!」と明言。聞かれるまでもなく「だってすごくいい数字じゃん。なんかエースっぽいじゃん」と元野球少年らしさをのぞかせる。またその数字にはもう1つの野望も含まれ「俺はここから日本全国を元気にするから。まずは神戸だけど、その後全国で防衛戦をやる。全国でやるには18回くらい必要だろ?」とぶち上げた。

 マット界きっての明るさを誇る王者は、宣言通り日本の光となれるか。