女子プロレス「スターダム」2日栃木・宇都宮大会の「5★STAR GP 2026」レッドスターズAブロック公式戦で、吏南が青木いつ希(ショーンキャプチャー)を下し、地元凱旋勝利を飾った。

 吏南と姉の羽南、妃南の3姉妹は、栃木県下野市出身。凱旋となったこの日のメインイベントは、ここまでリーグ戦無敗の青木との初シングル戦となった。

 互いに一歩も譲らぬ意地の張り合いの中、吏南は青木をコーナーから落とすとミサイルキックを発射。ニードロップで追撃するなど奮戦した。雪崩式のサモアンドロップで反撃される場面もあったが、Pink♡Devil(変型ゴリーボム)をさく裂させた。

 しかしこれをカウント2で返されると、ラリアート、羅紗鋏(変型シュバインバスター)で畳みかけられる。それでもカバーは執念でキックアウトすると、2発目の羅紗鋏はかわして、隠し持っていたムチで顔面をはたいて逆転。粘る青木をエビ固めで丸め込んで3カウントをもぎ取った。

 これで吏南は2勝2敗の勝ち点4。試合後、吏南は「おい、青木いつ希。お前強かったが今日勝ったのは、栃木出身のこの私だ!」と地元愛を爆発させて喜ぶ。バックステージでも「負けたら終わりの危機的状況だけど、それを乗り越える力を1か月の海外遠征で積んできたと思ってる。私がこの5★STAR GP最年少優勝してやるから楽しみにしとけ」と偉業達成を目論む。「次は舞華、お前もなかなかの強敵だけど、私もなかなかの強敵だから覚悟しとけ」と次戦(8日、札幌)の勝利を誓った。

 一方、ワンダー・オブ・スターダム王者の姉、羽南はこの日、ブルースターズBブロック公式戦で壮麗亜美に敗北。同Aブロックの妃南もHANAKOにJPコースターで敗れた。地元凱旋は姉妹間で明暗別れる結果となった。