新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」2日福岡大会のBブロック公式戦で、NEVER無差別級王者のウルフアロン(30)がドリラ・モロニー(29)から3勝目を挙げた。

 場外でのパイルドライバーを浴びるなどモロニーの猛攻にさらされたウルフは、ドリラキラーを逃れると背負い投げからそのまま相手の腕を放さずに柔道仕込みの投げ技を4連発。三角絞めに捕獲して反撃に転じた。
 これを逃れられて変型ボムでマットに叩きつけられたものの、ザ・ゴアをカウンターのパワースラムで迎撃し再び攻勢に。前回り受け身の要領で繰り出すスライディングラリアートからアングルスラムにつなげて3カウントを奪ってみせた。

 2000年大会の鈴木健三以来となるデビュー年でのG1出場。開幕戦(7月11日、米シカゴ)でHENAREから白星発進を飾ったものの、そこから3連敗と苦しい戦いが続いていた。

 連敗を止めたウルフは「何とか公式戦2勝目。不戦勝も1つあるけど、それは俺にとっては勝ちではないから。着実にこのシリーズを通して、自分自身の実力が上がって来ていることを実感してます」と安堵の表情。次戦(8日、横浜)の相手は上半期にNEVER王座を巡って抗争を繰り広げた極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー」の成田蓮だ。「気持ちいい戦いはさせてくれないことは十分理解した上で、アイツらの王道を俺の王道でぶち壊してやるよ」と必勝を誓っていた。