【プロレス大賞】ジュリア「全く狙ってなかった」 想定外の女子プロレス大賞初受賞に大号泣!

2020年12月15日 06時00分

喜びのあまり?キス顔まで披露してくれたジュリア

 驚異のシンデレラストーリーだ。今年で47回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2020年度プロレス大賞」選考委員会が14日にオンラインで行われ、女子プロレス大賞は「スターダム」のワンダー王座を保持するジュリア(26)が初受賞した。

 他に林下詩美(22)、橋本千紘(28)、岩谷麻優(27)、世志琥(27)がノミネートされ、1次投票で過半数の票を集めた。選考委員からは「移籍して1年で団体の顔の一人になった」「試合内容だけでなく、言動も刺激的で注目を集める」「女子があこがれる選手として今後さらに期待できる」と賛辞が上がった。

 一報を受け大号泣したというジュリアは、赤いドレス姿で東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ「今年は全く狙ってなかった。お客さんのためにやっていたから。でもそれが一つ、結果になったのはとてもうれしいな」と再び涙ぐんだ。

 激動の1年だった。昨年11月、騒動の末にアイスリボンからスターダムに移籍すると、今年1月4日には新日本プロレス東京ドーム大会で、スターダム提供試合のメンバー4人に入った。その後は「ドンナ・デル・モンド」を一躍人気ユニットに成長させ、7月にはワンダー王座を初戴冠。トップへの道を一気に駆け上がった。「マイナスからのスタートだったけど、自分のやったことが正しいことを証明するために、ただただ、がむしゃらに頑張ってきた」

 思えば先輩レスラーの〝付け人〟としてプロレス大賞授賞式に出席したのが2019年1月だった。「あの時は別世界だった。受賞した選手は芸能人のようだった」。もちろんここがゴールではない。「来年は誰も追いつけないくらいの差をつけてやろうかなって。みんな私のかっこいい背中を見て追いかけて来い! 私は女子プロ界を背負うから」と新たな誓いを立てると、最後は「ジュリアのことが好きで好きでたまらない東スポさん、これからも私を追いかけろよ。じゃ、アリベデルチ! またな!」と決めゼリフを残し、帰路に就いた。


【2020年の選考】2020年度のプロレス大賞選考委員会は新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてオンライン形式での会議となった。選考委員も例年に比べて人数を絞り、17人とした。また「1次投票」として事前投票を行い、その結果を踏まえて会議に臨んだ。

 また、コロナ禍により各団体の試合数にばらつきがあるため、今年度は新人賞の選考を取りやめた。デビューから3年以内の選手を対象とする新人賞は、21年度の規定を「4年以内」として、今年度で対象から外れる選手の権利を維持し来年度に選考する。

 功労賞、特別賞、レスリング特別表彰も諸事情を検討した上で、今年度は選考を見送った。なお、恒例となっている年明けのプロレス大賞授賞式もコロナ対応で行わない。

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