阪神・中野拓夢内野手が18日のヤクルト戦(神宮)に「1番・遊撃」として先発出場。今月9日に新型コロナウイルス感染が判明して以降、戦線を離脱していた背番号51だが、復帰即スタメン出場で5打数2安打1得点1盗塁の大活躍。10―2の大勝劇に大きく貢献し、チームの連敗も「8」で止めた。
試合後の中野は「正直、(ゲームの)最初はボールとの距離感を取りにくいところもあった。ですが徐々に打席を重ねるごとに修正をして、いい形でボールを見ることもできた」。復帰初戦からしっかりと結果を残せたことに安堵の表情を見せた。
本来なら中野は翌19日の巨人戦(東京ドーム)からの一軍合流が予定されていた。だが、チームがここまで泥沼の8連敗を喫していたこともあり、「本当は明日(19日)からかなと思っていたんだけどね。こっちも準備をもうちょっと、させてやりたかったんだけど残り試合やチーム状況を考えればそうは言ってられない。総合的な判断」(矢野監督)と、〝見切り発車〟覚悟で中野の一軍復帰前倒しを、阪神首脳陣は決断。「急きょってことになったけど、守備でもいいプレーをしてくれたし拓夢らしいバッティングもでた」と、指揮官もリードオフマンの無事の復帰に胸になでおろした。
中野本人も「本来は19日の試合からと言われていたのですが、昨日(17日)の夜に電話があって『(試合前)練習までには来てくれ』と。連絡を頂いた時に井上ヘッドから『今の状態を変えてくれ』と言われた。その言葉は自分にも刺さりましたし、復帰した日に連敗を止めることができたのは良かった」と言葉を選びながら、自身の一軍復帰までの経緯とその舞台裏を明かした。
同じく陽性判定を受けていたチームの主砲・大山悠輔内野手も19日から一軍復帰を予定しているとのこと。役者も徐々にそろいだした矢野阪神。真夏の逆襲劇が始まろうとしている。












