中日の高卒2年目・土田龍空内野手(19)が指揮官から絶賛された。

 12日の阪神戦(京セラ)に「8番・遊撃」で18試合連続となる先発出場。2点リードの3回二死一塁の守備で二盗を狙った島田に対し、捕手・木下の送球を受けて豪快にタッチしたが、判定はセーフ。これに土田がすぐにベンチへ向かってアピールしたため、立浪和義監督(52)がリクエストを要求した。リプレー検証の結果、判定は覆ってアウトとなり、虎打線に反撃のすきを与えなかった。

 この日、これが2度目のリクエストで1度目は失敗していただけに、序盤で権利を使い果たしてしまうところだったが、立浪監督は「もともとなかったシステムだし、使える時に(使わないと)。その後、結果的に(リクエストを使う場面が)あったかと言えばなかったので。土田もああやってアピールしてきたし」とケロリ。

 自信満々でアピールしてきた土田に対し、指揮官は「あいつは何でもすぐアピールする癖があるので『本当にアウトの時だけ言ってくれよ』と念を押しておかないといけない」と冗談交じりに笑顔で話す。

 結局、チームは4―0で完封勝利。判定を覆し間一髪でアウトにした土田のファインプレーを改めて立浪監督は「タッチは抜群にうまいです。身のこなしがね。(9回に)最後のゲッツーでも一瞬パッと止まって前へ出て、スローイングも速さがある。彼の良い部分でもあるので、あとは出ながら堅実さを身につけていけるようにやらせていきます」と期待を寄せている。