阪神は12日の中日戦(京セラドーム大阪)に0―4で敗れ、4連敗。今季20度目の零封負けで、ついに借金生活に再突入した。
打てない、守れない――。コロナ禍で主力野手陣の大半が戦線を離脱している現在の矢野阪神。その苦難を象徴するかのようなゲーム展開がこの日も繰り返された。
先発・西勇が初回につかまり、平田に先制の適時打を献上。なおも二死二、三塁で、木下拓の三塁正面への打球を糸原が失策し、2失点目。この試合だけで2つのエラーを記録した阪神は、ついに巨人を抜いてリーグ単独トップの67失策。昨季まで4年連続で12球団最多の失策数をマークしている阪神の守備難が、ペナント終盤の8月に入り、目立ち始めてきた。
2番に糸原、5番に陽川を置くなど打順改造を施した虎打線だが、この日も機能しない。相手左腕・大野雄を前に淡泊な攻撃を繰り返し、7回までは二塁すら踏むことができず。3番に置かれた新助っ人・ロドリゲスは2併殺を含む4タコ。4番・佐藤輝、5番・陽川も無安打と中軸が完全沈黙したことが響き、34イニング連続でタイムリーに恵まれぬままとなった。
試合後の矢野監督も意気消沈。「苦しい状況はみんな分かっているけどね。それにしても何もできなかったなと。そんな感じです」と力なく言い残し球場を後にした。












