パイレーツ戦力外の筒香嘉智「DeNA復帰は必ずしもプラス効果を呼ぶとは限らない」の見方

2022年08月05日 05時15分

事実上の戦力外となった筒香(ロイター=USA TODAY Sports)
事実上の戦力外となった筒香(ロイター=USA TODAY Sports)

 来季の古巣復帰はあるのか。パイレーツは3日(日本時間4日)に筒香嘉智内野手(30)をメジャー選手登録の40人枠から外して「DFA」としたことを発表。事実上の戦力外となった筒香は今後ウエーバーにかけられ、他球団からオファーがかからなければ、マイナー降格を受け入れてプレーするか、FA(自由契約)となる。

 パイレーツのチェリントンGMは筒香のDFAについて「難しい決断だったが、他の選手にチャンスを与える時だと判断した」と説明。メジャー3年目を迎えた今季の筒香は一向に調子が上がらず、腰痛で負傷者リスト入りするなど出場50試合で打率1割7分1厘、2本塁打、19打点と大きく期待を裏切った。

 今後について、米主要メディアは「他のMLB球団が獲得に名乗りを上げる可能性は限りなくゼロに近い」。それだけに複数のMLB関係者は「今季はマイナーで過ごし、来季から日本球界でプレーする道を模索するだろう」と予想している。

 では、4年ぶりとなる筒香の日本球界復帰先はどこか。古巣のDeNAは、ポスティングでレイズへ移籍した2019年オフに本人へ「日本でプレーすることになったらベイスターズに戻ってきてほしい」と伝えている。

 だが、当時とはDeNAの状況も違う。

「筒香が現状でチームに戻って来てもポジションがない。佐野や牧ら若い強打者たちも台頭して今やチームの主軸となっている。確かにチームの功労者だが、控えとなることが濃厚な厳しい立場を受け入れられるかどうか。年俸含め条件面も安く抑えることはできないだろう。DeNAは筒香を戻しても結局は、起用法で頭を悩ませることになると思う。必ずしもチームにプラス効果を呼ぶとは限らない」(球界関係者)

 筒香もこうした事情を察し、広島入りした秋山のように古巣復帰とは別の選択を決断するかもしれない。今後の去就が注目される。

関連タグ: