【広島】秋山翔吾は〝救世主〟となれるか 大下剛史氏は「間違いなくカープ向き」と太鼓判

2022年07月01日 05時15分

大下氏が稀代のバットマンに〝覚悟〟を説いた(東スポWeb)
大下氏が稀代のバットマンに〝覚悟〟を説いた(東スポWeb)

 秋山よ、広島に骨を埋めろ――。米大リーグ・パドレス傘下の3Aエルパソを退団し、広島に加入した秋山翔吾外野手(34)が6月30日にマツダスタジアムで入団会見を行った。球団OBで本紙専属評論家の大下剛史氏は、チームの救世主となりうる稀代のバットマンに〝覚悟〟を説いた。

【大下剛史・熱血球論】古巣の西武やソフトバンクからもオファーがあった中で、秋山はいい選択をしたと思う。同じことはカープ球団にも言える。これまで、こうした争奪戦にはどちらかと言えば消極的だったが、それだけ秋山は魅力的な人材だったのだろう。伝統的に外部から来た選手を快く受け入れる土壌もあるし、遠慮なく自分の野球に徹したらいい。野球に取り組む真摯な姿勢やプレースタイルは間違いなくカープ向きだ。

 入団会見では残り524本としている「日米通算2000安打」がキーワードになっていた。まだ34歳と老け込む年齢ではないが、プロとしてのキャリアは後半戦に突入している。秋山ほどの選手になると金銭的な条件より、いかに必要としてくれているかの方が大事で、その点も冷静に見極めてカープ入りを決断したのではないだろうか。

 早く期待に応えたいという気持ちもあろうが、慌てることはない。新型コロナ感染などもあり、約1か月ほどまともに野球をしていないと聞く。甘えるところは甘えて、しっかりと準備することが恩返しへの近道にもなるはずだ。

 西武時代には首位打者や4度の最多安打といったタイトルに加え、ベストナインやゴールデン・グラブ賞の常連だったのに対し、米国では悔しい思いもしている。広島に骨を埋める覚悟で、再び大輪の花を咲かせてほしい。OBの一人として、陰ながら応援させてもらう。(本紙専属評論家)

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