阪神・藤原崇起オーナー兼社長(69)が28日、同球団の仕事納めに臨み球団職員らに訓示を行った。 

 今年限りで球団社長の座から退き、来年からはオーナー職に専念する虎の総帥は、「最後までペナントレースを争った1年。(2位に終わったことは)残念でしたが昨年に比べて大きな進歩、進化を成し遂げたのはチームの皆さんと一緒に努力した成果。私からも改めて感謝を致します」とスタッフたちをねぎらった。

 続けて「今後は百北さんが新社長として、このメンバーに加わります。非常に明るく実行力のある方ですので、皆さんと手を携えて必ずや来年末、チャンピオンフラッグを甲子園に持ってきてくれると考えています」と百北幸司新社長(61)へのサポートを呼びかけた。