13日に新入団会見を行った阪神でドラフト3位・桐敷拓馬投手(新潟医療福祉大=22・左投左打)は、理想とする投手に通算224勝の名左腕・工藤公康氏(前ソフトバンク監督)を挙げた。

 背番号も47に決まり「自分が憧れていた工藤公康さんの番号でもありますし、大学時代の最初の背番号もそうですし、工藤さん以外でも、杉内投手(元巨人)のイメージもありますし」と〝左腕投手の番号〟をもらえたことに「まさか頂けるとは思わなかった」と大喜び。背負う番号だけなく「フォームですね。体全体、全身を大きく投げるイメージがあって。腕だけ、上半身だけになるとケガにもつながりますし。一番は結果もそうですけど、ケガをしないこと」と、その中身もこれまで大いに参考にしてきたという。工藤氏のように息の長い投手を目指し、球史に名を残す左腕を目指していく。