楽天・早川隆久投手(22)が20日のオリックス戦(楽天生命)に先発するも6回103球を投げ8安打3失点。パ・リーグ新人王争いを繰り広げる宮城大弥投手(19)と4月4日以来、2度目の〝直接対決〟となったが連敗を喫した。

 序盤から得点圏に走者を背負う苦しい展開をなんとかしのぎながら、5回まで0―0の投手戦を演じていたが6回、均衡を破られたのは早川の方だった。

 先頭・吉田正への四球、杉本の右前打と送りバントで一死二、三塁のピンチを招いた早川は続くモヤに外角142キロのストレートを左前へ運ばれ先制点を献上。さらにロメロの詰まった打球が右前に落ち2点目、さらに伏見の二ゴロの間に三塁走者がかえり、この回3点を失った。

 オリックス先発・宮城は最速146キロのストレートと最遅103キロのカーブの43キロの緩急を巧みに使い楽天打線を翻ろう。落ち着いたマウンドさばきで球数少なくスコアボードにゼロを並べた。