SFジャイアンツ傘下サクラメントから巨人に電撃復帰した山口俊投手(33)が20日、川崎市内のジャイアンツ球場で二軍に合流した。

 阪神二軍とのファーム交流戦前の練習でシート打撃に登板した山口は全球種を投げると「感覚的には悪くないので、打者と対戦していくうちに上がってくればいいかな」と手ごたえをつかんでいた。

 2年ぶりとなる日本のボールにも「日本のボールの方が合わせやすいし長く日本でやっていたので。(問題ない?)はい」と適応に自信を見せた。
 
 帰国後、巨人の試合をテレビで観戦。「ピッチャーとしたら、けっこう先取点を取られる試合が多いのかな。そこは何とか先取点をあげないように、そういうゲーム展開をつくっていければなと思っていますけど」と意気込んだ。
 
 対戦相手も一新されている。「他球団? あんま、ちょっとその辺が」と情報収集中だが「横浜…。オースティン? ヤンキースでプレーした選手なのでどんな感じなのかなと思っていますけど」と初対戦を心待ちにしていた。