中日・木下拓哉捕手(29)が記念すべき「バンテリンドーム ナゴヤ」の第1号を放った。

 16日の巨人とのオープン戦(バンテリン)に「7番・捕手」で先発出場。2回二死一塁で相手先発のサンチェスの初球、内角高めの147キロ直球をフルスイング。打球はグングン伸びて高い放物線を描き左翼席へ突き刺さる先制2ランとなった。

〝待ってました〟とばかりの一撃に「最初から振る準備はできていたので、一発で仕留められて良かったです」とニンマリ。

 今年、ナゴヤドームからバンテリンドーム ナゴヤへ改称。6、7日の楽天戦では両軍とも本塁打は出なかったが、3試合目となったこの日、木下拓から記念すべき初アーチが誕生した。

 ここまでオープン戦の打率は3割超えと好調をキープ。プロ6年目にして初の開幕スタメンマスクを決定づける強烈な一発となりそうだ。