楽天が屈辱的な形で〝終戦〟を迎えた。4日のオリックス戦(京セラ)で7―8と敗戦。両リーグワーストとなる今季32度目の逆転負けを喫し、残り3試合を残しながらクライマックスシリーズ進出の可能性が完全に消滅した。

 今季12勝目を狙った先発の涌井が5回6失点と大誤算。乱打戦の様相を呈する中、同点の8回から登板した5番手のブセニッツが踏ん張れず痛恨の勝ち越しを許した。

 3連敗で借金は今季最多の4。この日の敗戦により今季3位以下と勝率5割を下回ることも確定した。