阪神に惨敗…中日が「荒れ球」藤浪に恨み節

2020年10月29日 06時15分

初回、一死満塁のチャンスで奪えたのは押し出し四球の1点だけだった

 8年ぶりAクラス入りを間近にしながら竜の尻に火がついてきた。中日は28日の阪神戦(甲子園)で投打とも歯車がかみ合わず1―9と惨敗。2連敗で8カードぶりの負け越しが決まり、3位・阪神に1ゲーム差、4位・DeNAも3差に迫ってきた。

 立ち上がりに藤浪を攻略できそうで、できなかったことが最後まで響いた。初回一死満塁の好機をつくりながら奪えたのは押し出しによる1点のみ。荒れ球が多く、なかなか踏み込めなかった。

 村上打撃コーチは「荒れ球で選手はかなり恐怖心を持って打席に立っていると思う。『勇気を持って踏み込んでいけ!』と言うのは簡単だが、今日も実際、頭付近にボールもきているし、そんな簡単に選手に言えることではない」と恨み節だ。

 与田監督も「藤浪が4回まで思ったよりも投げてきたし、おそらく抑えていれば、長く投げてくるだろうなと思っていたので、藤浪をしっかり崩したかった。あの満塁のチャンスで1点以上は欲しいところだったけど、今日はトータルでヒットは3本。それだとなかなか戦いとしては苦しい」と苦虫をかみ潰した。

 ラストスパートに入るタイミングでの手痛い連敗。虎だけでなく〝ふりむけばヨコハマ〟で、残り9試合は負けられない戦いが続く。