阪神・矢野監督「ゴジラみたいな浜風に負けない打者に」ドラ1位の近大・佐藤に指名あいさつ

2020年10月27日 17時26分

近大・佐藤(左)と阪神・矢野監督

 阪神は27日、矢野燿大監督(51)、畑山俊二アマスカウト統括、永吉編成ディレクター、渡辺スカウトの4人がドラフト1位指名した近大・佐藤輝明内野手(21)に指名挨拶を行った。東大阪市内の同大キャンパスを訪れた矢野監督は4球団競合の末に抽選で勝ち取った「交渉権確定」の当たりくじを持参。「僕がドラフトで(クジを)当てたときから、タイガースファンの夢はどんどん広がっていると思う。その夢を一緒に追いかけていきたい」と改めて熱い思いを語った。

 これには地元西宮市出身の佐藤も「すごく身近な存在の球団。熱い声援を送ってくださるファンの方々に愛される選手になりたい」と感激の面持ちで、指揮官の十八番である「矢野ガッツ」の共演で記念写真に納まった。

 指名挨拶でお互いが顔を合わせたのは約30分。近大ではリーグ新記録となる通算14本塁打をマークした未来の大砲候補だけに、その中身は本塁打の出にくい球場として知られる本拠地・甲子園球場の浜風にも話が及んだという。

 矢野監督は席上で、自らの現役時代に井川慶とのバッテリーで、巨人・松井秀喜に右翼から左翼方向へと吹く浜風の逆風をつく強烈な一撃を右翼席に放り込まれた経験談を披露。「『すごいな』『この浜風で放り込むのか』という印象を今でも残っている。(浜風に)負けないような打者になっていく選手」と大リーグでも活躍したライバルチームのレジェンドを引き合いに〝ゴジラ級〟の期待を寄せた。

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