阪神は25日の巨人戦に4―2で快勝。ここまで2勝9敗と相性最悪だった敵地・東京ドームでの最終戦を勝利で飾り、今季初めて〝鬼門〟でのカード勝ち越しを決めた。

 先発の秋山拓巳投手(29)が6安打2失点の完投勝利で9勝目をマークした。コーナーへ丁寧に投げ分ける制球が冴えわたり、与えた四死球は0。9回二死から丸に24号2ランを浴び完封勝利こそ逃したが「制球の良さは自分の特長でもあるので無四球でよかった。東京ドームの対戦成績は悪かったですけど、最後にこうして9回まで投げることができた。(シーズン)最後まで頑張りたい」とお立ち台で笑顔を見せた。

 矢野監督は試合後「あそこまでいったら完封してほしかったけどね」と苦笑いしながらも「コントロールも切れも良かったし(女房役の坂本)誠志郎のリードもアキ(秋山)の持ち味を引き出してくれた」とにんまり。

 負ければ優勝の可能性が完全に消滅するという一戦で、宿敵巨人に見事一矢報いてくれたバッテリーの勇姿に目を細めた。