阪神・サンズに〝ドーム恐怖症〟疑惑 閉所恐怖症・稲垣吾郎との共通点

2020年10月16日 11時30分

13日の中日戦(ナゴヤドーム)は6回二死三塁で空振り三振

 阪神が15日の中日戦(ナゴヤドーム)に3―5で逆転サヨナラ負けを喫し、貯金がついになくなった。4位のDeNAとは1ゲーム差とAクラスを守れるかどうかも怪しくなってきたが、そんなチームの中で気がかりなのがジェリー・サンズ外野手(33)だ。実はこの新助っ人、屋外球場とドーム球場での成績に極端な傾向が出ており、専門家の間からは、元SMAPの稲垣吾郎(46)との共通点を指摘する声も浮上している。一体どういうことなのか。

 サンズはこの日、第4打席で中堅へ二塁打を放ったが、それまでの3打席は空振り三振、遊ゴロ、左飛。今季、ナゴヤドームでは打率1割7分9厘、0本塁打、2打点と相性が悪く、苦手意識は相変わらずだった。

 ただナゴヤドーム以外のドーム球場でも、サンズはとにかく打てない。東京ドームでは0割9分5厘、0本塁打、1打点。京セラドームは今季3戦のみだったことを考慮すれば1本塁打、3打点は及第点だが、打率は2割2分2厘。最も相性のいい屋外球場は神宮球場で、打率3割6分4厘、次いで横浜スタジアムが3割3分3厘。最も悪いマツダスタジアムでさえ2割5分6厘だから、ドームになるといかに別人となってしまうかは一目瞭然だ。

 では、屋外だと打てるのに、ドーム球場だと打てなくなるのには、どんな理由があるのか。

 阪神OBによると「(ドームは)試合前の打撃練習でも、音が抜けず快音が出て、風もないから打球もよく飛ぶ。その感覚で試合に入ってしまい不必要に大振りになることはある」と技術的、環境的な要因があるのではと指摘する。

 一方、ドーム球場は密閉空間であり閉所でもある。動物生態学に照らせば「人に近い動物であるサルは密閉空間では視覚的に暗さを感じ、ストレスを感じることもある」(動物専門家)とのことで、人間誰しも閉所は苦手なものだという。もちろん閉所恐怖症に陥りやすいタイプなどの個人差はあるだろう。

 ならば、密閉空間に対し潜在的なトラウマを抱えているのだとしたら…。人の悩みや苦しみを前世などから突き止め、治療を行う「前世療法」の専門家であり、2007年にフジテレビ「ほんとにあった怖い話」で稲垣吾郎を診断したこともあるよしだひろこ氏は、稲垣とサンズの“共通点”を指摘した。

「サンズ選手自身がどんなタイプの内面性を持っているかは、実際に面談してみなければ分かりませんが…」としたうえで「稲垣吾郎さんもかつてエレベーターに乗れないということがありました。稲垣さんは前世をひもとくとドイツ軍のパイロットで、密閉されたコックピットからの爆弾投下がトラウマにつながっていたり、また前世が騎士だった他の患者さんの場合は、圧迫感のある鎧(よろい)をまとって人をあやめたことがトラウマで現世の苦しみに起因していた。もしサンズ選手ご本人がご希望ならば、診断をさせていただきます」と語った。

 前世だけでなく現世でも、密閉された空間で苦しんだ記憶から、閉所恐怖症になってしまう可能性があることは知られているが、サンズも前世でのトラウマから、無意識のうちにドームが苦手となっている可能性があるというのだ。

 いずれにせよ、サンズの“ドーム恐怖症”の謎は深まるばかり。何とか克服し、打線を引っ張っていってほしいものだが…。 

【前世療法とは】スピリチュアル界において、心理療法の一種で催眠療法に含まれており、退行催眠療法とも呼ばれる。患者は催眠状態になり、セラピストから誘導されて過去へ記憶をさかのぼっていくと、生まれる前、つまり前世の記憶まで思い出せるとされ、その前世で生きた人物の人生を振り返ることで、現世の悩みや苦しみなどの心的外傷を取り除くことに役立てる治療法。