【2020ペナントレース大予想】大下剛史氏「監督力でセは巨人、パはソフトバンク」

2020年06月17日 18時00分

大下剛史氏

【2020ペナントレース大予想】勝敗の分かれ目となるのは監督力か――。プロ野球は19日にセ、パ両リーグが同時開幕する。今年は新型コロナウイルスの影響で日程も大幅に変更されるなど選手は難しい調整を強いられているが、いざ始まれば各球場で熱戦が繰り広げられるはずだ。そこで本紙専属評論家の大下剛史氏、伊原春樹氏をはじめとしたプロ野球取材スタッフ総勢34人が恒例のペナントレース大予想を実施した結果、セは佐々岡真司新監督(52)を迎えた広島が昨季覇者の巨人を抑えてV確率32・4%でトップ。一方のパは巨大戦力を誇るソフトバンクが同85・3%の圧倒的支持を集めた。

【大下剛史氏(本紙専属評論家)】今年は新型コロナウイルスの影響で、過去に例のないシーズンになる。当然、例年以上に順位予想も難しい。そこで今回は各球団の“監督力”にも注目して順位をつけさせてもらった。

 セは、やはり昨年の覇者でもある巨人だろう。予想としてはつまらないかもしれないが、ライバル球団の指揮官と比較して、原監督の経験と実績は群を抜いている。昨年15勝の山口が抜けたとはいえ、絶対的エースの菅野は健在。打線の厚みも加味すれば、V候補の地位は揺るぎない。

 対抗馬には教え子でもある佐々岡監督が就任した広島を挙げた。何とか頑張ってほしいという個人的な親心だけでなく、選手たちの経験値や「監督を男にしたい」との思いも加味した。現役時代にマウンドで見せてくれた向かっていく姿勢を期待している。戦力的に巨人を除く5球団は“どんぐりの背比べ”だと思うが、独走を許してしまっては面白くない。コロナ禍で沈んだ日本を明るく盛り上げるのはプロ野球の務めだと思うし、その力もある。

 パは12球団でもトップの選手層を誇るソフトバンクが大本命。対抗馬には思い切った采配をする栗山監督率いる日本ハムを推す。セもパも、最後までハラハラ、ドキドキするようなシーズンになることを切に願う。