プロ野球の4・24開幕は事実上不可能になった。パ・リーグが31日に6球団の社長が参加したオンライン会議を実施。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、セ・パの12球団で目指すとしていた4月24日の開幕を見送ることで意見が一致した。

 セ・リーグ側は3月27日に行われた臨時理事会で、あくまでも4・24開幕を目指す方向性で一致していたが、そこから状況は終息どころかさらに悪化しており、3日に実施予定の12球団代表者会議ではセもさらなる延期に同調するとみられる。

 NPB(日本野球機構)の井原事務局長は「2日の(政府の)専門家会議の評価、分析によって、考えなければいけないところは考えていく」と、あくまでも3日の代表者会議で柔軟な“裁決”を取る方針を示しているが…。開幕は早くても5月以降にずれ込むことが確実となった。