阪神全選手が自宅待機 選手は何をすべきか

2020年03月28日 16時30分

藤浪晋太郎

【新IDアナライザー 伊勢孝夫】まさか阪神、しかも藤浪がコロナ感染するとは思わなかった。今年の阪神は優勝が狙える戦力と思っていたし、中でも藤浪が10勝すればと…。ほかの選手にもっと広まっていく可能性も大ありだ。

 選手は開幕が見えてこない中、コンディションもモチベーションも保つことは大変だ。阪神は全選手が1週間の自宅待機になった。10日休んだら元に戻すのに1か月はかかるし、この状態が続けばキャンプで作り上げてきた体力をまた一から作り直すくらいのことになる。自宅にトレーニング室のある選手は少ないだろうし、外で走れない、ボールも投げられないとなると、家でできる練習は腹筋、背筋、スクワットとたかが知れている。

 でもそこは考えて過ごさないといけない。球団からトレーニング器具を借りて持ち帰ってやることもできるし、頭を使う必要がある。工夫して何ができるかを問われている。

 これからどんな状況になってくるかわからないし、センバツ大会、ラグビーのトップリーグ、バスケットのBリーグも中止となった。しかし、中止にする議論はまだ早い。2月に亡くなられた私の師、野村克也さんが生きていたらこう言うだろう。「プロ野球、何やってんだ~」「藤浪、何やってんだ~」って…。あの野球好きおじいちゃんならいろんなやり方、提案をしていただろう。野村さんの3月16日のお別れ会も延期になっているし、まだ天国に行けていないんじゃないか。

 プロ野球は昔から家族の娯楽の一環だったし、今もそう。時期をずらし、試合数を削ってもいいから国民を喜ばせる話題を提供してもらいたい。