日本ハム・王柏融の通訳がわずか1年で退団の舞台ウラ

2019年11月30日 16時30分

ソフトバンクの王会長(左)にあいさつをする王柏融(右)。中央が通訳の蕭氏

 日本ハムの王柏融外野手(26)の通訳を務めた蕭一傑氏(33)の退団が濃厚となっている。

 蕭氏は2008年のドラフト会議で阪神から1位指名を受けて入団。台湾人ではNPB初となるドラフト1位選手の誕生となり、大きな話題を呼んだ。その後はソフトバンクでプレーしたのち、台湾球界に復帰。昨オフに戦力外通告を受けて退団すると、同時期に入団が決まった“大王”こと王の通訳として共に来日した。

 それが1年限りで退団とは、ウラで何があったのか。すでに台湾では大きな関心事となっており、現地メディアでは「王は蕭氏を通訳者としてよりも世話人と認識していたために対立。スター選手から通訳者へ転身した蕭氏には厳しいものとなった」などと、2人の関係がこじれたことが原因と報じられている。

 もちろん台湾リーグで打率4割を記録し、タイトルも総なめにしたトップスターである王が、突然不慣れな異国の地で生活するのは容易ではない。チーム内からは「英語をしゃべれる助っ人選手であれば、ほかの助っ人選手などとも容易に意思疎通ができるでしょうが、ボーロンは台湾語。母国語でしゃべれる相手が蕭さんだけとなれば『人の合う合わない』で互いにストレスを感じてしまうのはありうることだとは思います」と、同情する声も上がっている。

 関係者によると、蕭氏は家庭の事情なども加味し、台湾で新たな職に就く見込み。今回の一件で、改めて外国人選手の取り扱い方の難しさが浮き彫りとなった格好だ。

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