今季限りで阪神を退団する掛布雅之オーナー付シニア・エグゼグティブアドバイザー(SEA=64)が11日、ヤクルト戦が行われた甲子園を訪れ、母校・習志野高の後輩で同じく今季限りでユニホームを脱ぐヤクルト・小川淳司監督(62)をねぎらった。

 掛布氏は「後輩なんでお疲れさまのあいさつ。(今年は)16連敗もあったからすごく苦しかったと思う。でも一方で村上君とか育ってきているわけだから。山田も小川の時に中日とのCSで使ってもらったから(今がある)。そういう意味ではすごく優しそうなんだけど、大胆な監督。財産? 残していると思う。大きいよ」

 チーム低迷の責任を取った後輩を最後までたたえた。