エンゼルスの大谷翔平投手(28)が22日(日本時間23日)、敵地アトランタでのブレーブス戦にメジャー自己最多の10勝目を懸け「1番・投手兼DH」でスタメン出場した。19本塁打を放っている大谷が勝利投手になれば、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙となる。

 2020年のダルビッシュに並ぶ日本勢最長の7試合連続勝利、日本勢初の5試合連続2桁奪三振とさまざまな初もの記録更新に期待がかかる試合。打者としても今季20号へあと1本だ。これらの記録達成なれば、いよいよ大谷の2年連続MVPの確率は上がるだろう。

 大谷とともに19日(同20日)のオールスター戦に2年連続で参加したホワイトソックスの守護神、リアム・ヘンドリックス(32)に今季のア・リーグMVP予想をしてもらった。「難しい選択だね。翔平がやっていることは間違いなく誰もやったことがないのは明らか。でも、個人的に富はみんなで分け合った方がいいと思っていて、去年MVPを取ったから、今年は他の候補にあげてもいいと思うのだけど、2年連続二刀流が取るという偉業もスペシャルだから、決めるのは難しい! 翔平のことは大好きだし、話しやすいし、僕は仲良しだと思っているけど、ジャッジという存在も…」。前半戦で34本塁打を放っているヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手(30)と大谷の一騎打ちムードと言う。

 オーストラリア出身のヘンドリックスは昨季、ア・リーグ最多の38セーブをマークしてセーブ王に輝いており「この際、中継ぎ選手がMVPを取ってもいいのではないか」と、ヤンキースの中継ぎ右腕クレイ・ホームズ(29)を大穴に抜てき。それでも「今の投球をキープできたら、サイ・ヤング賞もいけると思う。前半で少し調子を崩したけど、ここ7試合くらいの彼ならなんだって可能。僕はピッチャーだからピッチャーのダブル受賞を見たい。がぜん、応援する」と史上12人目となるサイ・ヤング賞&MVPのダブル戴冠に太鼓判を押した。