米スポーツ専門局ESPN(電子版)は20日(日本時間21日)に「全30球団であなたが(たぶん)知らなかった面白い事実」と題した特集を組み、エンゼルスでは大谷翔平投手(27)の打撃における伸びしろを取り上げた。米スポーツ情報サイトのファン・グラフスやMLBのデータ解析システムのスタットキャストなどのデータを基に掘り下げている。

 ア・リーグのMVPに満票で選出された昨季の大谷はフライとライナーの平均打球速度が100・4マイル(約161・6キロ)で堂々のメジャー1位。また本塁打の平均飛距離416フィート(約126・8メートル)で、パドレスのフェルナンド・タティス内野手(23)とカージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手(34)と並んで規定打席をクリアした選手で同5位タイだった。

 ただ、打球全体の平均速度は5位にダウンする。同電子版は「強い打球を放つ打者の何人かよりも大谷はゴロの速度が遅かったため(トップ15の中で大谷よりゴロが遅いのは2人だけ)」と分析。「これは大谷が打席でバランスを崩すことがあり、内野に高いバウンドのゴロを多く打っていることを意味する。また三振率も高い」と指摘した。

 それゆえ同電子版は発展途上と見ている。「言い換えれば打席では改善の余地があるということ。三振を減らし、もっと強いゴロを打つ。これにより巨大なパワーを維持しながら、2割5分7厘の打率を向上できる」。今季の大谷はさらなる進化と深化を期待できそうだ。