MLBと“3兆ドル企業”米アップル社が放映権交渉 対象は月曜日と水曜日の試合

2022年01月12日 11時00分

資金力豊富なアップル社(ロイター)
資金力豊富なアップル社(ロイター)

 ニューヨークポスト紙(電子版)が10日(日本時間11日)に「アップル社、放映権についてMLBと真剣交渉」との見出しで、米大リーグ機構(MLB)と米IT王手アップル社が水面下で放映権売買を交渉していると報じた。

 対象は昨季まで米スポーツ専門局ESPNが放映していた月曜日と水曜日の試合。MLBは大手ケーブル会社との交渉が不調に終わったことからストリーミングサービスでの放送を検討していた。この分野で米アマゾン社などに遅れをとっており、スポーツコンテンツを必要としていたアップル社が名乗りを挙げた形だ。

 フォーブス誌(電子版)が11日(同12日)報じたところによると、米テレビ視聴率調査会社ニールセンの2021年視聴率トップ25番組中23がスポーツ関係と、米国でのスポーツ人気は右肩上がりで、オンラインやストリーミングサービスも新たなコンテンツとしてスポーツ放送に注目している。

 1976年4月に創業したアップル社の株式時価総額は3日(同4日)に世界の上場企業で初めて一時3兆ドル(約346兆円)の大台を超え、財政的にも余裕がある。「ザ・モーニングショー」「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」などのドラマを「Apple TV+」で全世界に配信して話題を呼んだアップル社にとって、MLBとの契約に成功すれば初の生放送コンテンツとなる。