エンゼルス・大谷翔平投手(27)が、今度は米国スポーツアカデミーの権威ある賞「アスリート・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀アスリート賞)」男性部門の最終候補に残った。

 この賞は、1972年から続く米国スポーツアカデミーが世界で活躍するアスリートを対象に世界から一般投票を行い受賞者を決めるもので、1年を通して月間最優秀アスリートに選ばれた男女各12人の中からその年最も活躍した選手が選ばれる。日本からは2018年に五輪2連覇を果たした羽生結弦が同賞を受賞している。 

 21年は12か国の選手がエントリーしており、男性部門では大谷の他にマラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)、サッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)、陸上のカーステン・ワーホルム(ノルウェー)、アメリカンフットボールのトム・ブレイディ(米国)、テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)など、そうそうたるメンバーだ。

 米中央時間の14日(日本時間15日)まで世界中どこからでも投票ができ、その結果をもとにアカデミー選考委員会が受賞者を決定する。果たして21年オリンピックで話題をさらったアスリートらを抑え、大谷の受賞なるか、期待が高まる。