米CBSスポーツ(電子版)は5日(日本時間6日)に「市場に残っているFA選手トップ10の契約予想」と題した特集を掲載した。ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している広島の鈴木誠也外野手(27)は6位にランクイン。ロックアウト終了後に4年総額6400万ドル(約74億3100万円)の契約を手にすると予想した。

 鈴木誠は同サイトが昨年11月に発表したFAトップ50でのランキングは15位だったが、コーリー・シーガー内野手(27)やマーカス・セミエン内野手(31)ら上位9人がロックアウト直前に契約したため、6位に繰り上がった。外野を守れる選手ではクリス・ブライアント内野手(30)、ニック・カステヤノス外野手(29)に次いで3番目だ。

 鈴木誠について同サイトは「MLB国際アマチュアFAサラリー規定に制限された大谷翔平を除けば、日本からの大物打者は長い間いなかった」と前置きするとこう続けた。「2020年に秋山翔吾がレッズから受け取った3年総額2100万ドル(約24億3800万円)を確実に吹き飛ばすだろう。多分、総額1億ドル(約116億1000万円)はいかないだろうが、4年総額6400万ドルにはなるだろう」

 ただ、MLBでの経験がないことを懸念。「この金額が果敢な挑戦なのか、そうでないか判断するのは困難だ」との見解で締めくくった。

 ちなみにランキング1位のカルロス・コレア内野手(27)は10年総額3億3000万ドル(約383億1300万円)と予想。2位のブライアントは6年総額1億8000万ドル(約208億9800万円)、3位のフレディー・フリーマン内野手(32)は5年総額1億6000万ドル(約185億7700万円)と見込んでいる。