米野球データサイト「ファングラフス」のデビッド・ローリラ記者が自身のツイッターでフォロワーのファンを対象にエンゼルスの大谷翔平投手(27)について「より優れた打者か? それともより優れた投手か?」とのアンケート調査を実施。その結果、513票のうち87・3%(448票)が「優れた打者」と回答。12・7%(65票)が「優れた投手」を選択した。

 大谷は打者として今季、46本塁打、打率2割5分7厘、100打点、出塁率3割7分2厘、長打率5割8分2厘。投手としては130回1/3を投げて9勝2敗、防御率3・18で、156三振を奪った。

 二刀流が評価されて大谷はオールMLBチームに史上初の2部門で同時選出された。メジャー全体のベストナインに相当するファーストチームはDHで、次点の選手で構成されるセカンドチームは先発投手で選ばれた。ファンが投打のどちらがより優れているかとの質問で打者を選択したのは当然かもしれない。この結果を受けてローリラ記者は「結果は大差となった。しかし明らかなことを言えば、21年のア・リーグMVPは投打両面でグレートだった。大谷のシーズンはまさに歴史的だった」とあらためて大谷に敬意を表した。