エンゼルス・大谷は勝負を避けられ1打数無安打4四球 3試合で11四球はメジャータイ記録

2021年09月25日 15時03分

相次ぐ四球に点をあおぐ大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)
相次ぐ四球に点をあおぐ大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)に本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・DH」で出場し、1打数無安打、4四球だった。3試合で11四球はメジャータイ記録に並んだ。打率2割5分5厘。チームは5―6で敗れ、今季の勝ち越しはなくなった。

 エンゼル・スタジアムのフラストレーションが最高潮に達したのは5―6の9回一死無走者だった。マウンドは5番手の右腕セワルド。スライダーが2球続けて外れると、ベンチのサービス監督は申告敬遠を指示。ファンは大ブーイングだ。

 ワイルドカードでのプレーオフ進出を狙っているマリナーズが大谷を警戒し、カウントが悪くなったら歩かせるのは当然の作戦だが、さすがに露骨だ。3試合で11四球は2016年のブライス・ハーパー(ナショナルズ)に並んでメジャータイ記録となった。

 この日、勝負してもらえたのは1打席目だけ。相手先発は右腕ジルベルト。0―1の1回一死無走者はカウント1―2からの4球目、真ん中高めの96・6マイル(約155キロ)の直球に手を出して空振り三振。

 0―3の3回二死二塁は初球のチェンジアップが内角低め、2球目のナックルカーブが外角高めに続けて外れると申告敬遠で歩かされた。2―3の5回二死無走者はフルカウントからの6球目、チェンジアップが外角高めに大きく外れて2打席連続の四球。

 4―6の7回一死無走者は3番手の左腕ミシェビッチと対戦し、全球カーブで攻められるもストライクは1球だけ。カウント3―1から5球目を見極めて3打席連続で四球で歩いた。スタンドから怒りのブーイングが上がった。3試合で10四球はア・リーグタイ記録。1969年のレジー・ジャクソン(アスレチックス)以来、52年ぶり6人目だ。

 本塁打王争いでトップに並ぶブルージェイズのゲレロは敵地ツインズ戦で4打数無安打、1三振、ロイヤルズのペレスは敵地タイガース戦で4打数無安打、2三振と、そろて不発だった。追い付き、逆転するチャンスだったが、勝負してくれなければ生かすことはできない。

 残り8試合だが、マリナーズ戦が5試合。明らかなストライクは投げてこず、競っている展開では歩かされるだろう。そうなると量産のチャンスは29日(同30日)からの敵地での地区最下位のレンジャーズ3連戦だけだ。甘い球は確実に仕留める、それしかない。大谷の意地に期待だ。

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