山口 ブルージェイズ入団会見で大ウケ

2020年01月16日 11時30分

背番号1を披露した山口俊(AP)

【カナダ・トロント発】巨人からポスティングシステムを利用してブルージェイズ移籍が決まった山口俊投手(32)が15日(日本時間16日)に本拠地ロジャーズ・センターで入団会見を行った。2年総額635万ドル(約7億円)で合意が発表されていた。会見では地元メディアを爆笑させる場面もあり、強烈な印象を残した。

「ハロー、ボンジュール、こんにちは」。ブルージェイズの背番号1のユニホームに身を包んで壇上に座った山口の第一声は、英語、フランス語、日本語によるあいさつだった。カナダはフランス語圏があるからだ。そして英語で自己紹介を行い、日本語で「頑張ります」と結んだ。

 先発か救援か起用法に地元メディアも注目している。山口は「僕自身、先発ローテーションの1枠を勝ち取るつもりで、2月のキャンプに臨んでいきます」と言い切った。そして「ただ、チームとしての役割の重要性も分かっていますので、そこはしっかり、臨機応変にやっていこうと思います」と、必要とされるところでの全力投球を誓った。

 メジャーの強打者相手にアグレッシブな投球が求められるが、山口は「僕はあの、大和魂の根性で育ってきたので、そこだけは負けないです」と自信を見せた。

 背番号1を選んだ理由については「まず、僕自身がずっと背負っていた11番というところと、やっぱり1という番号を大事にしたかった。また日本の場合、高校野球までは1というのがピッチャーのエース番号というのがありまして、選ばせていただきました」。

 同じア・リーグ東地区に属する田中将大投手(31)のヤンキース、DeNAでチームメートだった筒香嘉智外野手(28)が移籍したレイズとは戦う機会が多い(6カード、19試合)。

「田中投手はもちろん実績も、メジャーで積んだ経験も違いますし、話ができる機会があれば、これからいろいろ参考にさせてもらうことも多いと思いますので、話が聞けたらなと思います。筒香に関しては同じタイミングで海を渡ってプレーできるというところで、お互いに切磋琢磨してプレーできたらなと思います」と自然体だ。

 力士だった父親と同じ道には行かず、野球の道を進んだ理由について聞かれるとこう答えた。

「相撲に関しては、何でしょうね。大人になるにつれて、失礼になるかもしれないですけど、おしりを出すのが恥ずかしくなってしまい、野球の方が格好いいなと思って、野球の道に入りました」。これには会見場も大爆笑に包まれた。正式にブルージェイズの一員となった山口。ようやくスタート地点に立った。