DeNAは11日、「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」ファーストステージ第2戦(東京ドーム)で巨人に4―1の勝利で2連勝。危なげもなくファーストステージ突破を決めた。

 前日の英雄たちが、またも火を噴いた。10日の初戦でV弾を放った度会隆輝外野手(24)が、この日は口火の1発。「今日は入りが大事になってくると思っていたので、集中して打席に入った」。その言葉どおり、度会は試合開始3分、相手先発・竹丸の149キロ直球を右中間スタンドへ叩き込んだ。

 さらに前戦で先制弾を放った牧秀悟内野手(28)も豪快な1発で続いた。3―1で迎えた8回に相手5番手・森田の変化球をとらえ、打球は放物線を描いてベイ党が青く染める左翼席に着弾。「いいアピールじゃないですけど、嫌な印象を与えられたと思います」と手応えをにじませた。

 2戦連続のアベック弾でファイナル進出への扉をこじ開けた〝ハマの1、2番コンビ〟。牧は「チームに勢いをもたらす打順。(度会)隆輝の先制弾でいい雰囲気になった。いい一本が出てよかった」と若きリードオフマンの頼もしさに笑みを浮かべる。

 その上で「やっぱり1番を打つのは、チームで顔じゃないですけど、大事な役目だということは言っています。それでも後ろには年上の人がいっぱいいるので、好きに打つところは好きに打って、自分で考えるところは考えてという話はしてます」と先輩として助言を送り、その躍動を支えていることも明かした。

 一方、度会も「後ろに手本になるような先輩がいるので、僕も(牧)秀悟さんのように偉大なバッターになれるように。秀悟さんが後ろにいるというだけで心のゆとりというか、〝後ろに秀悟さんがいるから大丈夫〟って思えている自分がいるので、僕にとってもチームにとっても大きい存在です」と敬意を示す。

「隆輝がダメだった時は自分が何とかしないといけないと思いますし、逆に自分がダメな時は隆輝がカバーしてくれる。それがチームだと思う」(牧)。若き1番と頼れる主砲の名コンビを武器に、DeNAがファイナルステージへと乗り込んでいく。