ホワイトソックスが10日(日本時間11日)、今年最大のヤマ場となったガーディアンズとの地区シリーズ第5戦で歴史的な空転に見舞われた。

 2勝2敗で迎えた敵地での最終決戦。「4番・一塁」で先発出場した村上宗隆内野手(26)のバットはことごとく空を切った。相手先発右腕、ギャビン・ウィリアムズの速球と落差十分のナックルカーブなどの変化球で翻弄され、2回の第1打席は内角に食い込むスイーパーで空振り三振。4回の2打席目は内角高めに投じられた99・9マイル(約161キロ)のフォーシームにバットが出て三球三振に倒れた。

 村上はかねて空振りが多く、今季は553打席で35本塁打を放った一方、リーグワースト3位の196三振を喫していた。ただ、この日は村上だけでなくチーム全体が空回り。ウィリアムズが6回途中で降板するまで対戦した打者21人が計12三振…。出塁することすら難しく攻略に失敗した。

 ガーディアンズの地元紙「アクロン・ビーコン・ジャーナル」は「ウィリアムズが球団のプレーオフ1試合最多奪三振記録に並んだ」と報道。1996年の地区シリーズ第4戦でオリオールズ打線をなで斬りにしたチャールズ・ナギー以来、30年ぶりの快挙となったと即座に伝えた。ウィリアムズは5回2/3を投げて無安打、被安打1、3四死球とまさに圧巻。投じた94球のうち65球がストライクだった。

 3年連続でシーズン100敗以上の屈辱を味わったホワイトソックスは歴史的な下克上で台風の目となったが、敗れた直近の2試合で31三振。粗削りの面を露呈する格好となってしまった。