ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)の2026年シーズンがまさかの形で幕を閉じた。10日(日本時間11日)に敵地クリーブランドで行われたガーディアンズとの地区シリーズ第5戦で、チームが計21三振を喫して0―2で完敗。通算2勝3敗となってア・リーグ優勝決定シリーズ進出への道を閉ざされた。
最大のチャンスでバットが空を切り、村上は思わず天を仰いだ。2点を追う6回二死満塁の場面で、チームが大苦戦していた先発右腕・ウィリアムズに代わって左腕のサブロウスキが登板。しかし、ここでも村上は打球を前に飛ばすことができず、スコアボードに「0」が刻まれた。結局、村上は4打席連続三振。攻撃陣全体でもウィリアムズに12三振を喫したのを皮切りに、リリーフ陣も打ち崩せず、27個のアウトのうち21個を三振で与えて終戦を迎えた。
地区シリーズも2連勝でスタートし、いきなり王手をかけてからの3連敗。昨季まで3年連続で100敗以上を喫したホワイトソックスは村上の加入で強豪チームに生まれ変わったが、快進撃もここまでだった。それでもMLBに衝撃を与えたシンデレラストーリーが色あせることはない。
米放送局「CBSスポーツ」は「プレーオフに敗れたからといって、シカゴのサウスサイドにおける今シーズンが圧倒的な成功だったという事実が損なわれることはないはずだ。ホワイトソックスは間違いなく野球界で最高の物語の一つだった」と賛辞を送った。
同時に早くも来季に目を向け、他の若手選手が急成長を遂げたことを踏まえた上で、2027年シーズンまでの2年契約となっている村上の契約にも着目。「村上は26歳で契約は来季までしか残っていない。彼は打線(チーム内でも)において非常に重要な存在。ホワイトソックスは間違いなく彼を長くチームに残しておきたいと考えるだろう。確かに空振りは多いが、改善される可能性もある。彼ほどの長打力を備えた選手はそう簡単に見つからない」と伝えた。
度肝を抜いた快進撃に始まり、終わり方まで派手だった村上とホワイトソックス。伝説的な一年は今後も語り継がれそうだ。












