ドジャース・大谷翔平投手(32)のコンディションを巡り、別の不調を抱えている可能性があると地元紙「カリフォルニア・ポスト」が9日(日本時間10日)に報じた。
大谷は左ヒザや右上腕二頭筋、首の痛みなどによって今年のポストシーズン(PS)は投手活動を封印。打者だけで勝負をかけているが、ここまで出場したブレーブスとの地区シリーズ4試合では打率1割5分4厘(13打数2安打)に低迷し、本塁打は8月18日(同19日)以来、1か月以上も放てていない。
それでも大谷が世界屈指の強打者であることに変わりはない。しかし、同紙はフリードマン編成本部長が大谷の復調に疑いを持たないことを強調した一方、打順が2番や5番、4番と変わり、一向に1番に戻さない〝矛盾〟に「彼をどう起用してきたかを見る限り、右腕と左ヒザのコンディションでどれほどの自信を持っているのかについて、彼らは誇張しているか、あからさまなウソをついているといえるだろう」と疑念を隠さなかった。
さらに「大谷は体のほかの部位にも違和感を覚えている可能性もある」とも踏み込み「地区シリーズ第3戦の最後の打席で、彼はファウルを打った後、腰を押さえていた」と指摘した。確かに大谷は6日(同7日)に行われた第3戦で、8回先頭で迎えた4度目の打席で表情をゆがめる場面もあった。2ボールから3球目に投じられた内角低めへのシンカーをファウルにした際、腰のあたりを気にするそぶりを見せていたが…。
もっとも、同紙は大谷がPSの全試合で出塁していることを評価し、起用法について「何も変える必要はない。打順を4番や5番から下げる必要はない。指名打者の先発起用を変える必要もない。出場を控える必要もない。引き続き彼を起用し続けるべきだ」と主張している。
162試合のレギュラーシーズンを戦えば、致命的な故障に至らないまでも不調や違和感が少なからず現れる。11日(同12日)からはブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ。ごまかしながら激戦を乗り切るのは主力の宿命でもあるが――。












