再びはい上がれるのか――。ホワイトソックスはア・リーグ優勝決定シリーズ進出をかけ、10日(日本時間11日)にガーディアンズとの地区シリーズ(ALDS)第5戦に臨む。
敵地で2連勝を飾って突破に王手をかけながら、本拠地でまさかの2連敗。泣いても笑っても最後の一戦となる一大決戦は再び敵地での戦いとなり、先発マウンドには今季11勝7敗、防御率3・34の成績を収めたバークが立つことが9日(同10日)に決まった。
圧勝ムードから敗退の崖っぷちに立たされた最大の要因は投手陣。敗れた2試合はいずれも9失点を喫し、ブルペンデーだった第4戦はスミスが初回の1イニングも投げ切れず3四球を与えて降板し、計7投手が登板した。1日の休養日を挟むとはいえ、救援陣の疲労がさらに蓄積したことは確実。バークにかかる期待はいっそう大きなものとなっている。
ホワイトソックスを専門的に扱う米メディア「Da Windy City」も「責任を問う点は山ほどある。リリーフ陣は確かに助けにならなかった」と断罪した一方「別の問題もある」と攻撃陣の〝欠陥〟も指摘した。村上宗隆内野手(26)を筆頭とする打力は3年連続の〝シーズン100敗〟から脱する下克上への原動力となったが、直近2試合で計31三振も喫している点だ。
「水曜日に19三振、木曜日に12三振。プレーオフシリーズを締めくくろうとしているチームにとって、ボールをフェアゾーンに飛ばせずに終わる打席がこんなにも多いのはとんでもないことだ。ホワイトソックスはALDSの4試合で54三振を喫している。1試合平均13・5三振。これはポストシーズンで勝つための方法とはいえない」
アウトはアウトでも三振は凡打と異なり、相手のミスを誘うこともない。加えて相手に勢いを与えることにもなる。村上も特大な一発や効果的な押し出し四球、犠飛などでも貢献しているが、2戦4三振。ポストシーズンの4試合では17打席で7三振となっている。
同メディアは「土曜日にまた15三振を喫すれば、もはや誰がマウンドに立つなど問題にはならないだろう。ホワイトソックスが第5戦に勝つために12点もいらない。必要なのは投手陣に勝つチャンスを与える実りある打席だ。走者を出塁させろ。ボールに当てろ。クリーブランドを守備に就かせろ」と尻を叩いた。
いかに相手よりも1点を上回れるか。さらなる下克上へ、運命の一戦に向けて熱は高まっている。












