日本ハムとのCSファーストステージ(10日)に向け、パ2位の西武は9日、本拠地ベルーナドームで全体練習を行った。日本ハム・新庄監督との共同会見に臨んだ西口文也監督(54)は「安定感抜群で、安心して(試合を)任せられる」と、初戦の先発として最優秀防御率のタイトルを獲得した平良海馬投手(26)の起用を明かした。

 平良は今季の日本ハム戦で5戦4勝無敗。本拠地ベルーナドームでも7戦4勝無敗、被本塁打ゼロ、防御率0・98と〝無双〟の成績を誇る。頼れる右腕を初戦に投入し、短期決戦突破を期す。CS出場は4年ぶりで、本拠地開催は7年ぶり。チームには打破したいポストシーズンのジンクスもある。

 目下、獅子軍団は2018年のCSファイナルステージ第3戦から9連敗中。ステージ突破も、シーズン3位で出場した11年のCSファーストステージで日本ハムに2連勝し、ファイナルステージへ勝ち上がったのが最後だ。

 その15年前、突破を決めたファーストステージ第2戦に先発し、勝利投手となったのが、ほかならぬ現指揮官の西口監督だった。以来、獅子軍団は長らくポストシーズンで〝負け癖〟がついたままとなっている。

 相手はくしくも当時と同じ日本ハム。ただし15年前は敵地・札幌ドームで決めた〝突破〟を、今回は本拠地で狙うことになる。西口監督は「平良だから。大丈夫」と意に介さなかったが、そろそろ秋の負のジンクスにもピリオドを打ちたいところだ。