ドジャースに引導を渡されたブレーブスで、キム・ハソン内野手(30)が〝クビ〟の瀬戸際に立たされている。ブレーブスは7日(日本時間8日)のナ・リーグ地区シリーズ第4戦でドジャースに1―4で敗れ、1勝3敗で終戦。今季94勝を挙げて地区優勝を果たしながら、ワイルドカードシリーズ突破後に力尽きた。来季の巻き返しへ編成の見直しは避けられない。

 米メディア「SBネーション」運営のブレーブス専門サイト「バッテリー・パワー」は9日(同10日)、今オフの再契約候補を検証。真っ先に取り上げたキムについて「本当にひどい成績だった」と酷評し、残留には否定的な見方を示した。

 キムはレギュラーシーズンで129打数15安打、打率1割1分6厘、0本塁打、9打点。OPS(出塁率と長打率の合計)も0・359と低迷した。ポストシーズン(PS)でも5打数無安打、OPS0・286と振るわず、期待を裏切った。

 同サイトはMLBに残れても低額の短期契約が現実的と予測。安価なら再契約も選択肢としつつ、実際には「他の場所で再出発する方が簡単だろう」と突き放す。ただ、これほどの不振では他球団が獲得に動くかも不透明だ。

 一方、同サイトは今オフにFAとなり去就が注目される他のブレーブス主力の面々もクローズアップしている。ライセル・イグレシアス投手(36)は今季59試合で34セーブ、防御率2・55。PSでも5試合で2セーブ、防御率2・08と健在で、再契約の余地がある。マウリシオ・デュボン外野手(32)は打率2割7分6厘、12本塁打、73打点ながら、PSでは26打数5安打の打率1割9分2厘。残留の判断は難しい。

 タイラー・マール投手(32)は今季7勝10敗、防御率3・99ながら、PSは2試合11回で防御率0・82と好投。再契約には年俸高騰が壁となりそうだ。ジョー・ヒメネス投手(31)、カイル・ファーマー内野手(36)、レーン・トーマス外野手(31)、ブレント・スーテル投手(37)も去就が注目される。いずれにせよ、キムには厳しい冬が待ち受けていることは間違いない。