ドジャースは地区シリーズ(DS)でブレーブスを3勝1敗で下し、3年連続のナ・リーグ優勝決定シリーズ進出(NLCS)を決めた。ナ。リーグ球団初、史上3球団目のワールドシリーズ3連覇まで残り8勝とした。
偉業に挑むドジャースの最大の懸念材料は大谷翔平投手(32)だ。DSを13打数2安打、打率1割5分4厘、長打と打点なし、1得点、4三振、2四球、1盗塁だった。地元紙「カリフォルニア・ポスト」は8日(日本時間9日)にチーム3連覇への2つの疑問を挙げた。「大谷は復活するのか」と「大谷が復活できなくてもチームは勝てるのか」だ。
DS第4戦後、フリードマン編成本部長は大谷について「彼は世界で最高の選手で、どこかのタイミングで必ずかみ合うだろう。そうなったら相手チームは大変ことになるぞ」と強調したが、同紙は「今のところ希望的観測に思える」とバッサリ。ロバーツ監督は「今は苦しんでいるが、どこかで本来の姿を取り戻すと本当に信じている」と語ったが、具体性に欠けた。
昨年のフィリーズ相手のDSで、大谷は18打数1安打、9三振だったが、ブルワーズとのNLCSではMVPを獲得。第4戦では二刀流出場して、3本塁打、10奪三振をマークし、「野球史上最高の試合」と称された。再現を期待したところだが、同紙は「当時は自己最多の55本塁打を放ち、打者と投手の両方で完全に健康だった。今の大谷に同様に好転する望みはない。8月18日以降、本塁打を打っておらず、打点も1。9月の負傷者リスト入り後も身体的なスイングの低下を修復できなかった」と復活に懐疑的な見方を示した。
一方、ロバーツ監督の次の言葉が重要だと指摘した。「彼が本来の状態ではない中で、シリーズに勝てることが分かって安心した」。ドジャースは大谷以外の打者で穴を埋め続けることが必要ということだ。
DSではマンシーが3本塁打、フリーマンが2本塁打、T・ヘルナンデスは第1戦に先制2ラン、キケことE・ヘルナンデスは第3戦で先制2ラン、パヘスは第4戦で決勝打となる2点適時打を放っている。誰もが〝主役〟だった。
「チームがこの方法を再現し続けられるかどうかが、3年連続ワールドシリーズ制覇の命運を握るかもしれない。なぜなら、ドジャースは復活すると断言しているにもかかわらず、大谷は攻撃陣の中で脇役にしかなれないように見えるからだ」
大谷の復活に期待したいが…。












