MLBのポストシーズンはワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースとブルワーズが、11日(日本時間12日)からナ・リーグ優勝決定シリーズで激突する。一方のア・リーグはレイズがすでに進出を決め、突破に王手をかけているホワイトソックスがガーディアンズと8日(同9日)に対戦する。

 いよいよワールドシリーズ(WS)に進むチームは限られてきたが、最大の焦点はドジャースがV3を果たすのか、どこが阻止するのかという点だろう。米メディア「FANSIDED」は独自にドジャースの覇道を阻む可能性があるチームをランキング。その中で村上宗隆内野手(26)を擁するホワイトソックスは4球団のうち3位にランク付けされた。

 昨季まで3年連続で100敗以上を喫したホワイトソックスへの期待値は「ダントツの1位だろう」「強豪のドジャースを倒す姿が見られたらどんなにクールだろう」としつつも「ホワイトソックスがドジャースに勝つと予想するだろうか? 残念ながらそうは思えない」と一蹴した。

 その理由はやはり投打にわたる戦力層の違い。「ポストシーズンの5試合を戦った中で1試合4イニング以上を投げられた投手はたった2人しかいない。過酷な負担を強いられてきたブルペン陣は疲弊し切ってしまうのではないか?」と予想した。また、攻撃陣についても村上、バルガス、モンゴメリーが30本塁打以上を記録したが「ホームランに依存した『好調か不調かの二極化』が激しいホワイトソックスがドジャースの先発陣に勝てる確信を持てるだろうか?」と疑問を投げかけた。

 ドジャースの先発陣は山本、スクバル、スネル、グラスノーの4投手が固める強力布陣。攻撃陣では大谷が不調のままとなっているが、総合力で地区シリーズを3勝1敗で勝ち上がった。同メディアはドジャースを撃破する筆頭候補にブルワーズ、2位にレイズ、4位にはガーディアンズを挙げた。

「最弱球団」とやゆされ続け、村上の加入で激変したホワイトソックス。同メディアの見立てではドジャースに及ばないが、見る者をアッと驚かせるのも真骨頂だ。最後まで何が起きるか分からない。