ブレーブスは7日(日本時間8日)、ドジャースとの地区シリーズ第4戦で1―4の逆転負けを喫し、通算1勝3敗で敗退が決まった。

 初回の攻撃で相手先発・グラスノーの暴投で1点を先制したが、後が続かなかった。5回途中で降板したグラスノーに1安打ながら5四球を選んだものの得点に結びつけられず、同点の7回一死一塁の場面で先発・マーリーを降板させてからリリーフ陣が失点を重ねた。

 ブレーブスはフィリーズとのワイルドカードシリーズから勝ち上がったが、ドジャースとの4試合で計8得点。特に直近の2試合は1得点ずつにとどまり、敗退の大きな要因となった。主力のロベルト・アクーニャ外野手(28)はポストシーズンで打率1割2分5厘とブレーキがかかり、この日も3打数無安打(1四球)。2点を追う7回二死二塁で迎えた第4打席では力ない遊ゴロに倒れ、本拠地に詰めかけた大勢のブレーブスファンから容赦ない大ブーイングを浴びせられた。

 リーグ優勝決定シリーズ進出を阻まれ、無念の敗退となったアクーニャは試合後、現地メディアのインタビューに「このシリーズでチームのために何もできなかった。僕はフィールドでチームの原動力になるべきなのに、その火をともすことができなかった」と肩を落とし「ファンがブーイングをしたり、自分の考えや感情を口にするのは彼らの正当な権利。本当に悔しい」と語った。

 そしてクラブハウスで質疑を受けるうち、アクーニャの目には涙があふれ、何度も指で拭った。また、米大手紙「ニューヨーク・ポスト」は「アクーニャにとってアトランタのユニホームを着る最後の機会となる可能性もあった。オフシーズンを控える中、彼には球団オプションが設定されているからだ」と伝えた。2014年にブレーブスに入団し、18年のメジャーデビューから看板選手の一人となってきたが、地元ファンの大ブーイングが〝最終打席〟となれば思いは複雑なものになるかもしれない。