ドジャースは7日(日本時間8日)、敵地アトランタでブレーブスとの地区シリーズ第4戦に勝利し、通算3勝1敗でナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 試合後に行われたシャンパンファイトが始まる前には、ナインを前にしたデーブ・ロバーツ監督(54)が「我々の仕事は終わっていない。あと8勝だ」と号令。シリーズ突破を喜びつつもワールドシリーズ3連覇に向けた通過点と強調して美酒に酔った。

 歓喜の泡にまみれた選手たちの中には、地区シリーズからメジャーに再昇格したキム・ヘソン内野手(金慧成=27)の姿もあった。5月末に3Aに降格となり、そのままレギュラーシーズンを終えていたが、3点リードの9回から二塁守備に就いて約4か月ぶりの出場。守備機会には恵まれなかったものの突破の瞬間に立ち会った。

 もともと代走や守備固めとしての昇格だったが、ロバーツ監督の起用法に韓国メディアの「マイデイリー」は憤慨。「キム・ヘソンの起用法は昨年と何も変わらない。シーズン中は5か月間も3Aに放置されていた。もちろん、キム・ヘソンは長打力も打席での安定感も欠ける選手だ。しかし、ドジャースのキム・ヘソンに対する姿勢はいき過ぎであり、ヒドすぎる」と猛クレームだ。

 さらに、この日の試合では「1―1の同点だった7回表に代走を送るタイミングはあった」と指摘。このイニングでは一死からT・ヘルナンデスが右前打で出塁し、デパウラ、タッカーが四球で出塁した。ただ、ロバーツ監督はデパウラの代走にエドマンを送り、そのまま二塁、左翼を守らせた。これに同メディアは「エドマンが今回の地区シリーズで打撃不振であっても、足がキム・ヘソンよりも速くなくてもキム・ヘソンよりも優先順位が高いということが如実に確認された」と批判を強めた。

 久しぶりにメジャーの舞台に立ったキム・ヘソンが今後活躍する場面もあるかもしれないが、現状の扱いはとても受け入れられないようだ。