偉業達成で注目度も急上昇だ。NPB史上9人目の「3冠王」に輝いた阪神・佐藤輝明内野手(27)が9日(日本時間10日)、今オフにもメジャーに移籍する可能性がある有望株として「MLB公式サイト」に報じられた。
今季の佐藤は全143試合に出場して打率3割6厘、39本塁打、106打点と圧巻の成績を収め、打撃の主要3部門の1位を独占。2022年の村上(ヤクルト=現ホワイトソックス)以来となる快挙を果たし、チーム初のリーグ連覇に大きく貢献した。
佐藤はすでに将来的にMLBでプレーする希望を口にしているが、今オフであればポスティングシステムの利用を球団に承認してもらうことが絶対条件となる。
ただ、昨オフにNPBから海を渡った村上、岡本(ブルージェイズ)も移籍1年目から30発超えの大活躍。日本市場がますます注目されるのも当然の流れだろう。同サイトは「村上以来、NPB初の3冠王はMLBに移籍するのか?」と佐藤にフォーカスし「佐藤は村上と同じく試合の流れを一変させるほどの長打力を兼ね備えた左の強打者だ」と絶賛。身長や体重、他の打撃成績、WBCに出場した実績なども踏まえ「(MLBでは)村上と同様に一塁手に転向する可能性がある」とした。
また、佐藤が移籍を決断した場合、獲得候補にメッツ、ヤンキース、フィリーズ、ドジャースが有力な米記者から挙げられていることも伝えた上で「11月上旬に佐藤がポスティングされれば、即座に市場でトップクラスの内野手候補の一人として注目を集め、3冠王という実績がその注目度を高める」と報じている。
MLBでは新たな労使協定の妥結が見通せず、現行ルールが失効する12月1日(同2日)以降は移籍市場が停滞する可能性もある。見通せない部分も大きいが、佐藤が3冠王となったことでいっそう魅力的な存在に映っていることは間違いない。












